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「努力すれば報われる」っておかしいよね

たとえ話です。

とある部族は、旱魃(かんばつ)が起きると雨乞いのための儀式を行います。
この儀式は部族に古くから伝わるもので、これまで数々の旱害から人々を救ってきました。

さて、現代人には当たり前ですが、ふつう、人間の儀式くらいで雨は降りません。
つまり、儀式は天候に何の影響も与えないはずです。

しかしながら、この部族の儀式の成功率は100%であると言います。
何故でしょうか?

答えは簡単です。
雨が降るまで儀式を続けるのです。
途中で誰かが死のうが、絶対に続けるのです。
そうすると、いつか雨が降ります。
儀式は成功します。

努力をします。
努力とは全く無関係な幸運によって、成功したとします。
努力は報われました。

努力をします。
しかし努力の量とは無関係な不運によって、成功しませんでした。
努力が足りませんでした。
もっと努力を続けて成功させるべきですね。
そうすれば、いつかきっと報われるはずです。

というわけで、「努力は報われる」というアドバイスは論理的に破綻しており、意味がありません。
「どのくらい」努力をすると、「どのように」報われるのか定量的に示さない人の言うことは聞く必要ありません。

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